「別居誓約書」という言葉は、法律用語でもなく一般的に使われる表現でもありませんが、要するに
夫婦が別居をするにあたり、取り決めたことを書面しておく
ということだと思います。
別居するにあたり、夫婦は
- 婚姻費用(夫婦が再び同居を開始、又は離婚するまでの生活費)
- 住宅ローン等の負担
- 面会交流
等について取決めを行うことがあります。出来ればこれらの内容は公証役場で公正証書にしておくことが望ましいでしょう。
公正証書にできない、又は公正証書にするまでもないと考える内容であっても、夫婦の口約束ではなく、手書き、パソコンなど形式は問わないので紙に書き残しておくようにしましょう。
この場合、タイトルは「合意書」「確認書」または「別居誓約書」など何でも構いません。
重要なのは、その書面ににどのような内容が盛り込まれているか、です。
せっかく書面に残しても、その内容が法律に反することであれば無効になりますので、出来るだけ公正証書にしてくことをお勧めしています。
札幌離婚相談ねっとでは、夫婦で「合意書」などの任意の書面を作成しておきたい場合や公正証書を作成しておきたい場合に、相談者からしっかりとお話を伺った上で書面の原案を作成しております。ぜひ、ご相談ください。