離婚経験者同士が再婚する場合でも、結婚相手が離婚経験者である場合でも、再婚の手続きに難しいことはありません。

再婚も婚姻と同じですから、婚姻届に記載して市役所などに提出すれば成立します。

ただし、手続き以外のことで注意しなければならないことが、いくつかあります。

例えば、

〇婚姻届の書き方

婚姻届にはお互いが「初婚」か「再婚」か、再婚であれば前婚が「死別」か「離別」かを記載する欄がありますので、ここにはありのままのことを書くことになります。離婚日などがわからないときは、戸籍謄本や除籍謄本を見れば日付が載っています。

〇養子縁組

子連れ再婚の場合、子供と新しい配偶者が養子縁組して法律的に親子になることを検討することがあります。

〇養育費

例えば女性が子連れ再婚する場合、再婚すると前夫から養育費が減額される可能性があります。

 

このほかにも、面会交流など再婚の前に考えておかなければならないことが結構多くあります。

もし、考えるのを後回しにしてしまうと、再婚後に前配偶者から連絡が来て気まずい思いをしてしまったり、再婚後の生活が困窮してしまうことも考えられます。


私が書いた本なのですが、「再婚または離婚経験者と結婚する前に知っておきたい60のこと」

タイトルの通りですが、再婚または離婚経験者と結婚する前に知っておいたほうがよいことが60個も載っています。

是非、再婚のご参考にしてください。