「離婚協議書」は、離婚する際に夫婦が作成したほうがよい書類です。

離婚協議書には、通常、慰謝料や財産分与、夫婦に子供がいれば親権や養育費など離婚にあたって夫婦が取決めした内容を、盛り込んでおきます。

最近では、インターネットや本で簡単に離婚協議書のひな形を手に入れることができるので、それを参考にアレンジして夫婦の離婚協議書としているご夫婦も多いようです。

しかしながら、そのようなひな形を使用するときは、注意しなければならないことがあります。

それは、ひな形に書いている内容が、あなた方夫婦の事案と必ずしも合致していないということです。

あくまでも「ひな形」ですので、それをあなた方夫婦の事案にあった形にアレンジすることが必要です。

無理にひな形にあなた方夫婦の事案を当てはめようとしても、それがあなた方夫婦が取り決めた内容と異なれば、文言が不自然だったり無理や誤解が生じてしまいます。

したがって、離婚協議書を作成する際でも、行政書士などの専門家に相談をして、あなた方夫婦の離婚の取り決めに合った内容の離婚協議書を作成してもらうことをお勧めします。