札幌の離婚専門行政書士 木田晶子です。

 

若い世代、熟年世代を問わず、最近はで夫婦の離婚の話合いを、メールで済ませる方たちが非常に多いです

おそらく「顔を合わせても、感情的になり、話合いにならない」「メールのほうが楽だから」「相手の言ってきたことが、保存できるから」というような理由からだと思います。

離婚相談の中でも、携帯やスマホ画面を見せられて「これ、読んでください」と言われることもありますが、第三者からすると、相手の声や態度が伝わってこないので相手が、どのような趣旨で言っているのか、がわからないことが多いです

当事者でさえも、後からメールを読み直すと「こういう意味にも、ああいう意味にも理解できる」と発言の意味が分からなくなることも、少なくありません。

それに、あなたが送った離婚の話合いのメールも、相手が弁護士に相談に行ったときには、見せている可能性だって十分に考えられます。

何気なく送ったメールや、一瞬の感情で送ってしまった言葉も相手が調停や裁判で証拠として出してしまえば、場合によっては、あなたにとって不利になることもあります。

メールで離婚の話合いをするのは、とても怖いことだと思います。

やはり、離婚の話合いの基本は、口頭で話すこと。

相手の態度、声色、間・・・すべてが離婚の話を進めるための大切な情報になります。