毎年12月と3月あたりに、当事務所では、離婚相談や離婚公正証書作成支援の相談が多くなります。

12月に離婚相談が多い理由・・・「年内に解決したい」

3月に離婚相談が多い理由・・・「子供の新学期までに解決したい」

このように時期を決めて解決を望むのは、女性に多い傾向だと思いますが、離婚後の子の親権者が母親となる場合も多いので、このような繁忙期になるのだと思います。

当事務所では、昨年末から3月頃まで、多くの離婚相談や書類作成の依頼がありましたが、それも少し落ち着いて来ました。

離婚は、相手(配偶者)がいることですから、夫又は妻が一方的に離婚を望んでも、相手が同意しなければ離婚することはできません。

ですので、「今年中に離婚したいんです!」と12月に相談に来た方に対して、「配偶者は、あなたの離婚したい気持ちを知っていますか?」「離婚するなら、こういうこと(養育費や財産分与など)を決めておいたほうがいいですよ」などとアドバイスをすると、「・・・そんなにやることがあるんですね。年内の離婚は難しそうですね」と驚かれる方もいらっしゃいます。

離婚は、その後の人生を左右する大切な問題です。

衝動的に離婚することはやめましょう。

ぜひ、離婚を考えている方は余裕をもって相談して、よく考えてから行動に移すことをお勧めします。