札幌の離婚業務専門行政書士 木田晶子です。

夫婦関係を専門に研究している方から教えていただいたんですが、女性が、年収400万円を超えると離婚に踏み切る方が、一気に増えるらしいです。

年収400万というとおそらく、仕事は正社員(又は自営業)で、夫からの養育費が、万が一支払われなくても子が1~2人なら、養っていくことが可能な年収と考えられることができるので、離婚に踏み切ることができるのだと思います。

この金額、すごく具体性があって私も妙に納得してしまいました。

児童扶養手当についても、子の人数によりますが、収入額で400万円くらいを超えると、一部支給対象からも外れることになるので、客観的に見ても、年収400万円というのは母子(又は父子)家庭でも、なんとか生活していくことができそうな金額ということなんだと思います。

厚生労働省の統計によると、母子家庭の平均年間収入は223万円です。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/pdf/shien_01.pdf

逆に言うと、収入400万円くらいはないと、母子(又は父子)家庭で生活をしていくのは、経済的には大変なんだろうと思います。