結婚により、氏(名字)を変えた配偶者は(多くの場合、妻)は、夫婦が離婚すると原則は旧姓に戻ることになりますが、手続きをすれば、結婚時の姓を使い続けることも可能です。
つまり、結婚により氏を変えた方の配偶者には、
- (原則により) 旧姓に戻る
- (手続きをして) 結婚時の姓を使う
という2つの選択肢があることになります。
しかしながら、どちらの姓を選ぶのが良いかは、ケースバイケースというか、個人の考え、家族の事情なども考慮しなければならないので、一概に決めることはできません。
私の感想として、というか一般的にこのような傾向はあると思うのですが、
- 「子供がいない」「婚姻期間が短い」ケースは、旧姓に戻ることが多い
- 「熟年離婚」ケースは、結婚時の姓を選ぶことが多い
- 「学校に通う子がいる」ケースは、結婚時の姓を選ぶことが多い
ということはあります。