離婚したことは積極的に会社に知らせないとしても、男性は主に「扶養」について、女性は「氏(名字)」などについて会社の部署に報告する必要があることが考えられるので、離婚したことが、間接的に会社に知られることになります。

離婚に対する会社の評価は、各々の会社、業種(業界)、役職などにより様々だと思います。

たとえば、私が大学卒業後に勤めた会社では、先輩や上司の半分近くが離婚していたので、離婚したからといって会社内での評価が下がるといった様子はありませんでした。

変な話ですが、むしろ「離婚は男の勲章」といった雰囲気さえありました。

札幌離婚相談ねっとでは、たくさんの離婚相談に応じていますが、最近では特に北海道においては「離婚がNGな業界」は無いという印象を受けます。

「離婚が原因で会社から不利益な扱いを受ける」ということは一般的には考えられません。(ただし、離婚により扶養手当や家族手当、単身赴任手当などがなくなれば、男性(夫)は、手取り給与額が減額となることがありますが、それは「会社の評価」ではありません。)